思い出の旧ひばり黒枠

ひばりの怪奇漫画と出会ったのは、小学校低学年の頃(1977年頃)
近所のお姉さんがスチール棚にあふれるばかりの黒枠を持っていて、よく読ませてもらいました。

私は怪奇な世界が相当好きだったようで、並んだ本の背表紙の怪奇絵をみるだけで、ワクワクしてました。
何冊かは、母親にねだって購入もしました。


大人になり、怪奇本を本格的に再々・収集しだしたのですが、子供の頃に買ってもらった懐かしい「恐怖のミイラ男」を再購入したのを
きっかけとして、コンプリートを目指しました。
一時休憩期間もありましたが、一応「黒枠」「カラーロゴ」を集め終わったのが7年ほど前です。
(もちろん、カラー(色)枠や装丁違いは無いのありますが・・・)

ひばり書房の紹介としては、出版物では「幻色日本怪奇漫画図鑑」ソフトマジック様「まんだらけトラッシュ・ひばり書房HC以降」まんだらけ様や
ネット上にも、資料性の高い物があります。
こちらは、全くの趣味で、またひばり愛好家の一人として、黒枠(旧ひばり)のリストを作成しました。

「ひばり書房」の魅力は?とよく友達に聞かれるのですが、もちろん昭和の時代感あふれる内容や、
良くも悪くも、貸本屋向け漫画からの正当な流れを汲む、駄目的な物
(ひばりは、それが良いのですが)や、
それとは真逆に深く(?)ショッキングな物(極僅か)まで多々あり、そんなのが「ひばり書房」の魅力なんです。


が・・・・・・・・・・・・・・↓

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本棚に立てた時の
 背表紙の雰囲気

タイトル文字と
 背のイラスト・・・


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 カラー(色)枠
 この他に黄、緑枠
 などがあります

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 カバー装丁違い



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 時々みかけるカバー
 袖広告

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 スリップ!!

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 昭和50年頃の
 ひばり書房

 杉戸光史先生画

なんだか私の場合、いろいろな面で収集意欲をかきたてられています。

発行年月日ですが、ひばりの本は書店より返本、再出荷時に、奥付けの貼り変えや掛け替えカバーの発行年を新しくするため
初刷りがいつかは、私ごときでは特定できませんので、記載しておりません。

■2015年に「↓のコメント」を、少し修正しました■
■当時、リアルに買っていた年配コレクター達の話も、この4,5年で、たくさん聞けました■

白川まり奈(影森奇蝶)


 鬼姫おろち
カバー絵が秀逸な「白川まり奈」の変名作品。 曙出版のまり奈作品は、全部面白いです(私的で申し訳ない)
本書は、強いインパクトはないですが、独特のストーリー展開で、最後まで、めくるページが止まらない名作なのは事実
コレクター好みのする、絵柄がかなり魅力的です。
その後、ひばり書房からは、80年代にHC「怪奇!ニャンシーの街」「母さんお化けを生まないで」「血どくろマザーの怪」

の3冊を執筆されました。70年代のと、絵柄違うよ(そういう方向性で書いたらしいですが)

リアル世代の漫画コレクター様は
『当時、ひばりで恐怖漫画の大家『楳図・日野』的に上手い作家さんてあんまりいないでしょ。だから買う作家決まってるんだ』
『五島は、タイトル的に買ってる奴いたけど、レア作家を買ってたのは、変わった子か、小遣いによほど余裕のある子供だよ』
『ひばりで怖いの欲しくて買うなら、ほとんど、さが・古賀だったよ』『ひばりの経営者や従業員は、この時期二人の先生には、
足を向けて寝られなかったんじゃないの』
・・・・・など、よくうんちく系を熱く語ってくれます。ウケる+結構、尊敬!

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まちだ昌之
                                                              
人喰い少女
まちださんのデビュー作
内容的には「さほど・・・・・でもまあ人によるんじゃないかな」
ネッシーみたいなの出て来た時点で、怪奇漫画としては終わりかな。
でも、みんなこれ欲しいんです(私もめちゃ欲しかった)
カバー絵のインパクト抜群で、持っておきたい1冊ですね。
また、黒枠の中では、出にくく、かつ高額なタイトルです。
この辺りは、私たちの世代が、昔、高く買い過ぎたんですよ。
値段は今でも、ほぼ下がらず、高いままですね。

たたり
これ、単純に面白いと思います。
たたりは、昔からなかなか出なかったなあ。
(まちだ先生の黒枠自体、あまり売れなかったようで出ないです)

ただ、HCのゾッキと同じで、黒枠のゾッキ(デッド)も、かなりの量が
全国のコレクターの元に保管されているはずですので、
探究を続けていれば、いつか美本に出会えるんじゃないかな
私が持っていたスリップも、
全部デットストックの美本に付いてたやつですから。
                                                                          l   毒蛾少女                                                            
最高な怪奇漫画です(私の好みなだけか)
土着感、サイケ感、それと変身!!
昭和の雰囲気が盛り込まれてますから。

これに【特選】付けて欲しかったなぁ。
                                                                  
いけにえ        
「いけにえ」はデットストックの嵐(少し大げさ)

返本多かったんでしょうね。

また80年代に→の「血ぬられた罠」

立風書房の「月刊魔子」に読み切りの怪奇
漫画を執筆されてたり


矢乃藤かちすけ
                                                              
恐怖のまだら少女
15年ほど前に「マンガ地獄変」水声社刊でテーマ曲以外は見るべき所がない作家と紹介されていました
未見だった私はこの日から矢乃藤さんの探求を始めました
いざ入手して読んでみましたが、これがなかなか・・・・・。

時々「はっ」とする絵があるので、良かったです(^:^)


悪魔の血が踊る
脳みそを喰らう怪奇漫画
所々に説明されるうんちく話が白川まり奈さんを思わせます
結構熱心な研究家なのでしょうか?
画像の本は背・作者名なしです
(返本〜奥付け貼変え+カバー掛け替えの再出荷分)
のため作者名なしは、一般的に希少種とされてますが、
作者名なしのきれいなの、結構見たなあ。


青い霊のたたり
この本に関しては、内容よりも→画像の
矢乃藤さんのあとがき&イラストに
衝撃を受けました(笑)
味のある一枚絵と文章。

私はこれだけで、大満足しました。

「サトノ光年」までには、この後20数年かかります。

悪霊がそばにいる
これが最高かな。4冊目(先生のひばり最後の)単行本。
相変わらず、グロテスクな絵柄で魅せます。

読者ページでは、後の矢乃藤さんのご職業である「占い」
コーナーが掲載されています
これも、デットは、昔、結構見ました。
カバー絵で魅せる作家のひとり(中身の絵は結構ちがうかも・・・)



高園寺司
呪いの村

出にくい作家の一人、高園寺さんのデビュー作  
独特な絵柄が結構、怖いのです。
(うまいという意味では決して無い・・・が・・・怖い)
作品としての評価はどうでしょうか・・・・??
それを問うのは間違いですね!
当時全く売れなかったでしょう。発行部数も他の作家と比べて、
かなり少なかったんじゃないかな(これは完全妄想です)
吸血女バイオレット

説明不要本。
「何度読んでも意味不明」分析不可能。

この本、シナリオに意味なんてないから

出版自体が、ミラクルですからね!
で、キング・オブ・ひばり                                        
復讐鬼                    

こちらは比較的、内容が分かる漫画

ひばりスピリット最高!!
おもしろ・・・く・・・ないよね。

私が言ったんじゃないですよ(汗)
(当時、リアルに読んだ子供が言いました)
呪いの小人

内容は良くわかります(^^)

主人公のTシャツがニコちゃんなのが良さげ。
高園寺さんのみデットストックって1回も入手した事ないんです。
発刊数はどのくらいだったのか気になるところです。

2,000冊?いや、ひばりなら、1,000冊未満もありそう(妄想)



池川伸一
                                                              
母さんの鬼面
独特な丸みのある絵柄で、安心感を読者に与える池川先生
貸本期の膨大な量から言えば、新書版は少ないです
(それでも9冊あります)

カバー背文字の別バージョンあり
画像のものは後期バージョンです
HC期に再版されております  

                                                                          l   顔なし母の物語                                                       
この本は最終ページの先生のメッセージに尽きますね。

なるほど・・・・・。


恐怖のほうたい女


未読時は、このタイトルに惹かれました(^^)。
だって、ミイラぽいでしょ(ミイラ好きだから・・・)

HC期に再版されています
                                                                  
犬神のたたり      
後期発行分に掲載されている好短編「風鈴」
どうしてそんな事が起きるのでしょうか?
切なくなります。

本編よりは、10倍気になります!!

幽霊坂悲劇
難解。

まあ、池川先生は、貸本の時から哲学入ってますが。



HC期に再版されています

私の背中にくも女 
                                                      
どの本かの読者ページに題名のわりに
『くも女が出ない』的な手紙が
掲載されていますが、何ページかは、

くも(?)らしき姿が確認できます。
が、子供の心情的には『だまされた』
でしょうね。

                                                                          l   赤子火葬曲                                                       
タイトル良。

私は、愛国行進曲の方が好きですが(^^)

白髪娘の呪い
                                                       
白髪娘?それらしき方は最後のみ!

ジャケ、力入りすぎ!!
良過ぎじゃね?カバー絵!

悲しい死面人形

怪奇感は薄いですが、
心の暗部へ誘い込まれる深い(?)一冊です。

これも良過ぎじゃね?カバー絵!
HC期にカバー絵変更で再版されていますが、
ジャケは、こちらが秀逸かも!!


藤岡辰也
呪いの目

旧ひばり最末期に執筆された作家で
HC期にも再版かかりませんでした。
割と出ないです。

この頃の怪奇漫画にリンクする懐かしい
雰囲気の絵柄で、かつ切ないストーリー・・・。
佳作(偉そうで申し訳ない)

見えない恐怖 
    

怪談物の一つのテーマである「怨み」
エンディングで終わったな。

カバー絵秀逸!
もっと氏の他の漫画を読んでみたい 
素敵なカバー絵候補。                                        

片岡かつよし

                                                                          l   怪談どくろ姫                                                       
自称絶世の美少年、片岡先生のデビュー作

ほのぼの漫画
大明神はお怒りじゃぞよ。





血染めの絵が燃える
                                                       
こちらは、前作とは少し変わり、
大ゴマが魅せる漫画になっています。

それしかないという意味では無いです。
「愛」がキーワードの怪奇風・漫画





森由岐子
ll                                                                   
死美女がまねく夜                                                    
                                                
昭和39年デビューの森先生
貸本時代から活躍されています。

HC期に再版

ストレートな恐怖漫画。
l                                                                   
私は地獄の島を見た                                                                                                      
HC期に再版

どんだけ売れたんだろう?
l                                                                   
呪われた変身                                                                                                   
HC期に再版
l                                                                   
人形館の花嫁                                                                                                    
HC期に「炎に消えたママ」で再版

森由岐子さんの純愛ものは、
東漫の『お化け寺の美女』が
最高です(個人見解)

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